OUTPUTWOMAN

少林寺三十六房のOUTPUTWOMANのレビュー・感想・評価

少林寺三十六房(1977年製作の映画)
3.9
非常に洗練された、良く纏まっているカンフー映画。

一般人が達人になるまでの努力が、詳細に描写されている。
観ている人も思わず力が入ってしまう様な、キツイ修行をこなしていくのが見どころ。
そして、その努力が、戦闘で実際に役に立つ所まで描かれているのが良い。
修行の終盤辺りから、とんとん拍子に事が進みすぎている感はあったが、主人公の苦労はかなり伝わってきて素晴らしかった。

また、主人公がカンフーをやる動機がしっかりとあり、共感も出来る。

数あるカンフー映画の中でも、かなり質が高い方だと思う。
とても昔の映画なのだが、凄く映像も綺麗だった。
OUTPUTWOMAN

OUTPUTWOMAN