トルーマンバロウズ

悪魔の赤ちゃんのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

悪魔の赤ちゃん(1973年製作の映画)
3.0
どこにでもいる平凡な夫婦フランクとルノールはもうすぐ生まれてくる赤ん坊を楽しみにしていた。
そしてとうとう出産の日が来たため病院に向かうが、それが恐怖の始まりであった・・・・。

突然変異により誕生した凶暴な赤ん坊が次々と人々を襲うB級モンスターホラー映画。
突然変異(おそらく奥さんが飲んでいた薬の影響で)の結果、生まれてきてしまった凶暴な赤ん坊が人々を襲いまくるという典型的なB級ホラー映画という作品であった。
しかし若き日のリック・ベイカーが特撮を担当しているだけあって赤ん坊のグロテスクな造形などはなかなかの出来であった。
しかし肝心の赤ん坊があまり画面に映らずせっかく造形が良いだけに非常にもったいない気がした。
またテンポもたいして良くなくダラダラとストーリーが進行していたのはちょっと退屈であった。
ラストでフランクがとった行動には大爆笑させてもらったが、全体的にB級映画好きでもなければ見る必要のない作品だった。