70年代のパニック映画ブームに乗って東映がオールスターキャストで制作した力作。
一定以下に速度を落とせば爆発する爆弾が新幹線に仕掛けられ、1500人の乗客の命を巡る犯人と警察の攻防を描く物語です。
犯人たちの背景もしっかり描き、車中での運転手や乗客たちの描写も抜かりなく、150分になるのも納得なてんこ盛りストーリーでした。
そのため散らかり気味な印象は否めませんが、次々と現れる豪華キャストの若かりし姿とテンポ良く進む展開に飽きることなく楽しめました。
音楽や演出に70年代ぽさを感じられるのも良かったです。
