くろきつ

ガルシアの首のくろきつのレビュー・感想・評価

ガルシアの首(1974年製作の映画)
3.5
メキシコの大地主の娘を妊娠させた男の首にかけられた懸賞金目当てに男を探すピアノ弾きと情婦の危険な旅路を描いたサム・ペキンパー渾身のバイオレンスロードムービー。

初めてのサム・ペキンパー映画。血まみれのサムと呼ばれるほどに暴力の美学を追究した監督と聞いていたからどんなものかと思ったが、予想よりかは普通のエンタメ映画だった。前半はただのロードムービーだったけれど後半は多少ハードボイルドよりになっていてよかった。期待値を高くしてしまったからかそこまでハマらなかった。他の作品はもっと美しい暴力が観られると期待して観てみる。「戦争のはらわた」とか面白そう。
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