"大富豪の娘を妊娠させたガルシアの首を狙うベニー、その頃同じく懸賞金目当ての男達が迫っており..."というストーリー
これぞ漢の生き様!
これぞ滅びの美学!
メキシコは砂埃と流血が似合う
女に対する容赦無い暴力や、素早いズームとカット割、そしてスローモーションを多用した銃撃戦といい、サム・ペキンパー監督作品の醍醐味がこれでもかと詰まっている
主人公がボロボロのモーテルで酒を呑みながら愛銃コルト・コマンダーに淡々と弾を込める、"何て哀愁漂うシーンなんだ!"と感動した
アメリカン・ニューシネマのようなラストを迎えるのも良い
後に同監督作品『コンボイ』の主演を務めるクリス・クリストファーソンが暴漢ライダー役で出演していたのも、ちょっと嬉しい