いってるびうむ

闇と沈黙の国のいってるびうむのレビュー・感想・評価

闇と沈黙の国(1971年製作の映画)
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渋谷哲也先生のトーク付きの「問いかける焦土」でヘルツォークに出会ってから、同監督作を9本観、今回再び先生のトーク付きで
その以前のトークで、ヘルツォークは夢を見なく、そういう人だからか、彼の映画は即物的だという解説をされてましたが、ヘルツォークは本作からずっと、我々の日常とは違う世界を直接的に掴んできた、という本日の話と繋がってきます。
観てる最中、ちょっと前に観た「コーダ」やトリュフォーの「野生の少年」を思い出しましたが、本作が一線を画してるのは、この正反対の眼差しで、またそれはこれまでに観たヘルツォーク作品に確かに共通してありました。