ジャン・ルノワールの観る
昔観て良さ分らずだったのでもう
一度観るです
第一次世界大戦
独軍の捕虜になった仏軍兵士達の
収容所生活の話
戦場シーンは一つもなくシーン変
わると捕虜になってました
シュトロハイム演じるドイツ大尉の捕虜
に対しての接し方から始まりリスペクト
とも言える様な振舞いからしてかなり
ユニークで昔は敵同士だよね?でこの辺
で躓いたのかもしれない
リスペクトされる仏軍大尉ボアルデュー
にシュトロハイムは貴族出身という同じ
匂いを感じたのか消えてゆく者が語り合
うとこ良かった
この二人の関係を友情と呼んでしまうと
軽くなってしまうような
戦争は国と国の戦いではあるけど人が居
てこその国というのがベースに有るよう
で勝った負けたはほぼ無く、国を超えた
ラブまでチラリと見せる。
ほぼ無いんですけどラストに国家の存在
の意義を一度落して持ち上げてる複雑さ
はさすがだな~と
国境は見えないけどとても重要だったり
する。国境が無い世界が素晴らしいとは
私にはとても思えないけどルノワールの
本意はどこにあるのか分かりません
とても良かった
ルノワールはこんな感じでまた観なけれ
ばがもう一本有るので近いうちに観よう
かなと思う
10/220