ひるま

ポーラー・エクスプレスのひるまのレビュー・感想・評価

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
3.9
本当に怒涛の展開で息つく暇がないシナリオ
なんて純粋な物語なんだ…
内容としてはすごくシンプルなんだけど、密度が濃い
最近のシナリオなら、開始15分でもうサンタの国に着いてたりするのがよくある展開じゃないのかな
ポーラーエクスプレスは、サンタの国につくまでがめちゃくちゃ長くてハラハラする。

銀河鉄道の夜を思わせるような、不安を感じさせるシナリオで感情移入させられた。
ほんとにこの機関車にずっと乗ってて大丈夫か?車掌は信用に足る人物なのか?北極点に行ったらどうなっちゃうの?機関車の上に暮らしてる男は何者?など……
夢の中で感じる不安感と急展開がよく表現できていた。
だからこそクライマックスの安心感といったら。
監督すごいなぁ〜
ひるま

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