がんびーの

ふたりのベロニカのがんびーののレビュー・感想・評価

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)
3.7
「この映画は普遍性を持ったストーリーで、言葉ではうまく言い表せないテーマを描いていて、言葉にするとありきたりで馬鹿げたものになってしまうようなことがらである。とても信心深い人間は、無神論者の人間と同じくらい歯が痛むのです。そして私はいつも、歯の痛みを語ろうと努めています」by キエシロフスキ

イレーヌ・ジャコブがただただ美しい。

キエシロフスキ監督はかなりのフェミニストだったのでしょうか。女性を凄く上手に(男目線的に)描きますよね。逆に女性からしたら極端に描きすぎと思うのかも。あと彼の映画に登場する男はいつも変な人ばっかりなんですよね。癖の強い男が多い。だから余計女性が引き立つ。

少し前にトリコロールをみたんですけど、本作品でもその面影を感じれて良かったです。映画は地続きですね。

ポーランドの田舎町とパリに、双子でもないのに誕生日も容姿も同じという二人のベロニカがいた。ポーランドのベロニカは心臓病で死ぬが、彼女のメッセージを感じとったパリのベロニカは自分自身の存在を問い直し始める……。

ぜひぜひ
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