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長距離ランナーの孤独のXXXXXのレビュー・感想・評価

長距離ランナーの孤独(1962年製作の映画)
3.5
トニー・リチャードソン監督の人間ドラマ!

非行に明け暮れる少年。少年院に送られるが、院でマラソンに目覚める。彼に再生への道はあるのか?!

ドキュメンタリータッチで、異様に生々しさを感じる作品でした。サッカーをするシーンもガチでやってるせいか、リアルさをめちゃくちゃ感じました。

物語としてはシビアで、映画自体は割と陰鬱とした内容でした。社会からはみ出たアウトサイダーの青年を描いていますが、かなり昔の作品なのに、アンチヒーローとして描かれているのは斬新だと思いました。

青年は、しょーもない盗みをしたり、少年院に入っても、仲間と喧嘩したり、クソつまらない職業訓練に明け暮れたりと、かなりシケた人生を歩んでいて、まるで内田裕也ガーエーの様なトホホな感じでした。
やっぱりシケた男のドラマは、全世界共通なんだなあと思いました!笑
なんとなく、映画自体はNHK教育に流れそうな、かなり地味でお行儀のいい作品でした。昔の作品なので、色々変な演出が印象に残りました。
ぶっちゃけそこまで面白くは無かったのですが、見てよかったと思いました!

追記:自分も昔は走るの好きで、夜中によくジョギングして、いい感じの体型を保っていたのを思い出しました。ガチで痩せる時って、身体全身が燃え上がる様な感覚があるんですよ。
それを毎日30分くらいやればいいのはわかってるんです!!
でも、今は〜寒いし〜世の中治安悪いし〜おじさんになったし〜膝も痛いから〜、また暖かくなってからぁ〜!!と思い続けてから、ブクブク太っている自分を戒め込めたくなる!爆笑 とりあえずサウナスーツ買うところから始めようかな...。(涙)
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