きくひめ

ストロベリーショートケイクスのきくひめのレビュー・感想・評価

4.0
タイトルは甘いのに、観たらアンニュイ感じだけどかなりトンがってるって言うか、シュールな世界観。岡崎京子の世界っぽいと思ったら、原作者の漫画家さん、岡崎京子かなり好きで"pink"に影響受けたとか…かなり納得🤔私も岡崎京子の中では"pink"大好きで、この映画観た時"pink"と村上龍の"トパーズ"が脳裏にチラついた。女性ウケしても、なかなか男性ウケは難しいかも⁈
しかも、原作者の方も塔子として出てるし💦原作者だけあって世界観はピッタリなんだけど、演技力の方はね…仕方ないけど。
恋愛下手なフリーターの里子、友達に片想いしているデリヘル嬢の秋代、何処にでもいる結婚を夢見るOLのちひろ、摂食障害を抱えるイラストレーターの塔子、それぞれ4人の日常。私たちの周りに居そうな人達。日常の1コマ1コマが、女優さんたちの気張らない演技でリアル感があって良い。なんだか、覗き見してる感じ。
この頃の映像とか俳優さんとかって、なんだか大胆。なんの細工とかないから、リアル感が出てるのかな?
秋代と菊地のエピソードはちょい切ない。やったら友情関係は崩れる、でももっと近づきたい…この微妙な関係。踏み込むか、留まるか…どちらの選択をしても後悔しそう。
この作品を観て、池脇千鶴ってなかなかの女優さんなんだなぁ〜と。私の中では余り存在感なかったんだけど、面白い演技する女優さん。そして、安藤政信が出てるのに驚いた💦この人って、あんまり変わらないなぁ〜。SEXシーンはかなり大胆😅
15年ほど前の作品だけど、里子の部屋のアイテムがなんだか80年代?あのコップの水つつくキツツキ?あれなんて言うんだっけ⁇久しぶりに観たわ👀今思えば、何のインテリア⁇😅
残念なのは音量調節が💦ボソボソ喋ってるシーンが多すぎて聴き取り辛い💧
🇯🇵20220705#130
きくひめ

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