にっきい

劇場版 空の境界/第七章 殺人考察(後)のにっきいのレビュー・感想・評価

3.2
式って草履の時とブーツの時があるのは何故なんだろう?

4年前の殺人事件と決着を付ける話し。
"人は一生に一度しか人殺しは出来ない"
深い意味があるんだろうけど説明が無いから分からない言葉。
"殺人と殺戮は違う"
多分人を殺す事に理由が有るのか無いのかを言ってるんだと思う。
"買ったんじゃ無い 出会ってしまったんだ"
無駄遣いの言い訳。
相変わらず印象的なセリフが多い。
この後に『終章』と『未来福音』が有るけど、実質的にはシリーズ完結編。
両儀式と黒桐幹也が出会った頃、世間を騒がせていた連続殺人の真相が描かれる。
状況的にはどう見ても両儀式が犯人にしか思えないし、実際式の別人格"織"は殺人と言う形でしか人と関わりを持てなかったし。
犯罪に絡む新型麻薬を調べていくうちに意外な形で分かる4年前の連続殺人の真相。
式は沢山殺してきたのにそう言う意味だったのか。
荒耶宗蓮は人ならざる者だったのか?
今回のラスボスもかなり異能だけど人間なのか?
相変わらず黒桐幹也は超絶お人好しでイラッとさせられるけど、式のツンデレ具合が可愛い。
もうちょっとラスボスの事を丁寧に描いてた方がより憎たらしくて良かったんではないかと思うけど、謎が解けるストーリーは面白かったし、戦闘は派手だったし、納得の完結編。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年12月30日
鑑賞回:15:40〜18:20
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 C-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:155分(122分+33分)
備考:プログラムE『殺人考察(後)』+『空の境界』
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