このレビューはネタバレを含みます
[Story]
2009年、クリスマスを間近に控えたとある日。イタリアでのテロ予告を受けたことで外務省の上司・片岡博嗣から命を受け、テロから邦人を守るべくローマへと派遣された外交官・黒田康作が、G8外相会合に参加する川越亘外務大臣のイタリア訪問の準備に追われていた赴任先である日本大使館を訪れて間もなく日本人少女誘拐事件が発生し……。
[Review]
総合評価 ★★★★★★☆☆☆☆ (6/10点)
オススメ度 ★★★★★☆☆☆☆☆ (5/10点)
[Memo]
外交官を主人公とし、イタリアを舞台にしたことやサラ・ブライトマンによる『Time to say good bye』を物語に添えたことで"スケールの大きな事件"という印象を受ける内容ではあったのだが、そのメッキを自ずと剥がしてしまった後半部分の退屈さや物足りなさが悔やまれる。着飾るならもっと内容を詰めて欲しかった。