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西部開拓史のyasu555overseasのレビュー・感想・評価

西部開拓史(1962年製作の映画)
4.1
昨日、アマゾン・プライムでレンタル料を払って見ました。

アメリカ西部開拓時代のの1839年から1889年までの50年間を、ある開拓一家の視点を描いた叙事詩西部劇ドラマ映画です。
叙事詩ですから、大人向けでアクションは多少派手なアクションシーンがあり、スペクタクルな歴史を物語るような作品です。










ジェームズ・ステュアート、グレゴリー・ペック、ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、カール・マルデン、イーライ・ウォラック、ラス・タンブリン、デビー・レイノルズ、ビング・ラッセル(カート・ラッセルの父親)等の出演者が豪華です。








第1話で西部開拓のプレスコット一家と出会うジェームズ・ステュアートが演じる"ライナス・ローリングス"と出会って、西部開拓一家と別れたライナスが自身を殺そうとした元河賊の大佐と大佐の娘と手下達に物を奪われて襲われた時にライナスが助けた後の乱闘アクションシーンが普通に派手なアクションで最高でした🌟

第2話でプレスコットの次女がサーカス団員として働いてた所、グレゴリー・ペックが演じるギャンブラーの男と出会い、次女が幌馬車隊隊長の男を選ぶより、ギャンブラーの男を選んでお互い恋人になる中、ギャンブラーの男が最後の賭けとしてサンフランシスコで鉄道の開発や電柱の開発とかに携わって事業に成功したという成り行きの設定が良かったです🌟👍🌟👍これぞアメリカンドリームのような大成功の事業やなって実感した。

第3話でプレスコット一家の妹が家で父親・ライナスの息子2人と一緒に暮らす中、息子のゼブが北軍大尉として従軍中の父親の後を追って息子が志願兵として戦場へ向かうストーリー。
脱走兵役のラス・タンブリンがこんな役を演じてたとはお偉いの将軍を暗殺するという南部出身の脱走兵役として裏切りな死に方らしい彼の最期でした。ジョン・ウェインがもう1人の将軍役として彼のアクションは無いですが、落ちこぼれなもう1人の将軍を激励した良い将軍役でした。ゼブが帰還して父親の死を追うように妻・妹も病死して、農場を弟に任せて再び正規の軍人として軍に残る事を選んだゼブは男らしく勇ましい奴でカッコ良かったです👍🌟
第4話でゼブは大陸横断鉄道の東部の工事を先住民から守る隊長になり、工事の責任者と反発してある日、先住民のインディアン語を喋れて野牛狩の男と出会うというストーリー

野牛狩の男役がヘンリー・フォンダで彼が重要な役を演じてたのが良い役でした(のんびりと暮らし、先住民と親しく、先住民を説得する役割)。暴走する野牛の大群のシーンは凄かったです。

第5話でギャンブラーの男と結婚して財産を築いたプレスコット一家の次女が夫婦で浪費を繰り返して借金が重なり、ギャンブラーの男の死後、次女は屋敷や家財道具を全て売って借金を完済して、唯一の残ったアリゾナな土地を甥のゼブに任せる為に移り住むというストーリー。

仲間の保安官と協力して無法者のリーダーと手下達を倒したゼブが大活躍して正義の保安官としてカッコ良い男でした🌟👍

ナレーションが良い解説したシーンも歴史の発展を語るように喋ってたシーンが最高に良かったです👍👍🌟🌟✊✊✨✨

この本作「西部開拓史」に流れてた挿入歌 "草原の中の家"(A home in the meadow) が
開拓者が流浪の旅をして、新しい家を建てる夢のロマンを追いかける様な冒険心が溢れた良い音楽でした。正に夢のロマンを叶える為に追いかける仄々なカントリーミュージックでした👍🌟👍🌟✊✨✊✨

"ジョニーが凱旋するとき"(When Johnny makes his triumphant return)も最高に響く良い音楽でした。この"ジョニーが凱旋するとき"では「第十七捕虜収容所」でも流れてました。