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悲しき口笛のryusanのレビュー・感想・評価

悲しき口笛(1949年製作の映画)
3.9
美空ひばりの12歳のデビュー作、最後のタキシードを着て歌う「悲しき口笛」は有名です。
特撮もない。リアルな暴力シーンもない。
でも貧しさ、悪い奴、良い人、すれ違いでハラハラドキドキ、感情を揺さぶられて最後はしんみり泣けます。
やはり映画はドラマとキャラクターですね。

健三は戦争で別れた妹のミツコを探しまわるがなかなか見つからない。戦争孤児で浮浪者暮らしだったミツコは、職を失ったバイオリニスト勝川とビアホールで働く京子親子に拾われて一緒に暮らしていた。しかし勝川がメチルで失明し金に困ったところを付け込まれ京子は密輸組織に連れ去られそうになる。それを間一髪で健三に助けられ逃げるが、また密輸組織に見つかってしまう。
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