「雪がふると私のイケてた時を思い出すわ....」
おばあちゃんが昔のはなしを語るタイタニック構成。
「シザーハンズ」と言えば「タイタニック」に並ぶ女子ウケ映画トップテンに入るであろう作品。
今年トップが「ドント・ブリーズ2」を挙げている私には最も遠い存在だ。
ただいつまでも避けるわけにはいかない。
するとどうだろう。あれだけ嫌っていたであろう作品が、良いではないか。
「ティム・バートン、こいつ女心をわかってやがるッ!」
と女心を全くわからない私は思わず妬んでしまった。
話はジョニー・デップの手がハサミで、ハサミが手といったわけのわからない内容で、ウルヴァリンの爪が自由に収納できる便利さに気づく。
ティム・バートンはなんでも顔を白く塗りたがるくせがあり、「犬神家の一族」のスケキヨに取り憑かれたのだろう。
デップがでる作品の大半はスケキヨだ。
ただスケキヨと違うのはデップの白塗りは愛くるしさがある。
こりゃウィノナライダーも落ちるわけだ。
おまけに私まで落とすなんて大したやつである。
ただ、私の体は落とせても心は落とせなかったのがマイナスポイントだ。