今日見たのはこちら。
巨星ジーグフェルドの晩年の大ヒットミュージカルであり、
ストーリーのあるいわゆるブックミュージカル第一号として有名なショーボートの二回目の映画化作品。
ストーリー音楽ともに初見ではないため点数が落ちた。ブロードウェイHDで舞台版も見たことあるのでかなりストーリーも曲も鮮明に覚えてた。
最初このミュージカル見たときに何が衝撃だったかというと、当時の大概のミュージカルとは異なり、レヴューやボードビル的なショー的な楽しさや美しさではなく、
完全にストーリー性・感情表現に重きをおいているところとそれが見事に成功してることに驚いた。
この映画はショーボート一家を巡る大河ドラマだ。いわゆる一代記ものとは一線を画す深刻さと重厚さ。それを支える名曲「オールマンリバー」の格調の高さ。
オクラホマやウェストサキド物語に並ぶミュージカル史最重要作品であることは間違いない。
ここまで原作の楽曲がストーリー的にしっかりしてると映画としての評価が難しい。俺にわからん。