勝ち組負け組論を持つ父に、板挟みの母、ファンキーでクレイジーなおじいちゃん、パイロットを夢みて言葉を発さないお兄ちゃん、ミスコンに出場する妹、自殺未遂をしたおじさん、そんなバラバラでハチャメチャな家族が話が進むにつれて絆が強くなるのが良った
ドウェーンとフランクが海で話しているシーンで、「高校時代は悩める青春のハイライト」「幸せな月日はムダに過ぎて何も学ばない」というフランクの言葉が胸に響いた。
ほんとこんな競争社会ほんとクソ喰らえだよ、負け犬だって立派だと思った。
家族みんながオリーヴのことを心から応援していて、なんとしてでも！という姿に心が温まった。勝ち負けにこだわっていたお父さんが、アウェイな空間でも踊り続けているオリーヴの姿を見て止めずに自分も踊り始めて、そこに家族みんなが壇上に上がり始めて、もう最高！笑いあり、涙ありスタンディングオベーションだった
