シリーズを通して観るうえでは実に興味深い、そして分岐点となりそうな3でした。
イーサン・ハントが無双しない。ちょっと弱い？ ピンチが多い、そして個の力ではなく組織、チームプレイにシフトする。敵も、規模感が変わる。
1と2で監督の作風が色濃く対照的な楽しみ方があったが、今作には特色を見出すのが難しい。言い換えれば、無駄がない。こだわりも削ぎ落として、でもクオリティは底上げされている。全体的に良いのだ。アクションも話も、展開も、なんというかテンポがよい。
イーサン・ハントにスタントなしで過激なことをやらせる？みたいなのがエスカレートしていく出発点みたいな印象。
ただ、本当、特色がない。可もなく不可もなくなエンタメ作品ってとこだった。
