Growltiger

ベイブのGrowltigerのレビュー・感想・評価

ベイブ(1995年製作の映画)
4.5
農場にやってきた子豚のベイブは、牧羊犬ならぬ“牧羊豚”を目指し奮闘する。


食用として生まれて死ぬのが運命なのか、それとも自分で運命を切り開く事はできるのか。
運命を自分で切り開くというのは我々人間社会にも訴えかけるメッセージがありますね。
また力で押さえつけようとせず、まずは対話する事の大切さを説いた道徳的なお話でもあります。
本物の動物達を使ったとても可愛らしいお話で、子供から大人まで多くの人が楽しめる作品ではないでしょうか。

舞台となる農場が絵本に出てきそうな素敵な農場で、子供の頃は将来こういう所で働きたいと本気で思っていました。
屠殺場とかもあるから実は結構シビアな生活なんでしょうけどね。

農夫アーサー役のジェームズ・クロムウェルは無口だけど笑顔が優しくてチャーミングなお爺ちゃん。
この方、『グリーンマイル』や、最近だと『ジュラシック・ワールド/炎の王国』にも出てたけど、昔からずっと爺ちゃんのイメージ笑

妻エズメ役のマグダ・ズバンスキー。
今作の続編『ベイブ都会へ行く』ではこのエズメ婆ちゃんが活躍するのでそちらもオススメ。
この役者さんあんまり知らないなーとWikipediaで見てみたら...
1961年生まれ??え??
当時34歳の計算になるけど合ってます??

久々にテレビ放送で観ましたが定期的に放送して欲しい作品です。