めかぽしや

激動の昭和史 沖縄決戦のめかぽしやのレビュー・感想・評価

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)
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特にこれと言ったドラマは無く
淡々と死に様を描いた作品だと思いました。
軍人の死に方、
民間人の死に方、
負傷兵の死に方。
そして容赦ない米軍の攻撃。
大本営には見放され
沖縄の兵力は消耗していき
やがて…

昨年観た『沖縄スパイ戦史』は
民間人側から見た沖縄戦でしたが
本作は軍部から見た沖縄戦でした。
特攻はやらせる側は何の躊躇いもなく
当然。
ちょうど『太陽の子』を観た後だったので
対照的であり
人命をどうとも思っていない軍が
腹立たしかったけど
当時はこれが現実だったんだな、と
ただただ思いました。

丹波哲郎×仲代達矢だと二百三高地がまた観たくなりました。
(長いけど)
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