ハンガリー動乱の際、オーストリアに逃げてきた孤児の少年がたまたま出会った老人に助けられ養子になり、その美声を生かしウィーン少年合唱団で活躍するようになる。
牧歌的で真っ直ぐな作品。ハウス名作劇場でやりそう。
わたしはウィーン少年合唱団が好きなので、少年たちの生活の様子やレッスンのシーンは興味深かったし、移動や遠足は必ず歌って歩いていくのが(実際はわからないけど)そうであって欲しいなという理想を体現してくれていて、微笑ましかった。
お馴染みの曲から、この作品のために書き下ろされた「陽の輝く日」「歌声ひびけば」の二曲も美しく、まさに天使の声に聞き惚れます。
200/2017