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ニュームーン トワイライト・サーガのYYamadaのレビュー・感想・評価

3.7
【ヴァンパイア映画のススメ】
 トワイライト・サーガ②
『ニュームーン』(2009)

◆本作のポジショニング
(接近) →→ 人類 ←←← (破局)
  ↑        ↓
狼男族 ←← (敵対) →→ ヴァンパイア一家

〈見処〉
①前代未聞の三角関係!?
 大ヒットシリーズ第2作!
・『ニュームーン/トワイライト・サーガ』は、2009年制作のロマンチックホラー。ステファニー・メイヤーの大ベストセラーを原作とするシリーズ第2作。
・本作も舞台はワシントン州に位置する雨と霧の街、フォークス。前作で交際を始めた女学生のベラは、エドワードとともに生きる為、自らもヴァンパイアになりたいと思い始めていたが、ベラの18歳の誕生日パーティで起きた事件をきっかけに、ベラエドワードから突然の別れを告げられる。
・最愛の人を失い生気を失ってしまったベラの心を開き、笑顔を引き出したのは、彼女の幼なじみのジェイコブ。しかしながら、ジェイコブもある理由でベラから距離を置くようになった。ジェイコブがベラの前から去った理由はインディアン種族のキラユーテ族の歴史が関わっていた…(Wikipediaより抜粋)。

②結び…本作の見処は?
○: 失恋のベラが幼馴染みのジェイコブに好意を寄せていく過程がイジらしく、恋に悩む描写が丁寧に語られている。ジェイコブ派とエドワード派に二分されるであろう鑑賞者の女子トークは、本作がシリーズ屈指であるだろう。
○: 本作終盤はイタリアに舞台を写し、ストーリーに広がりを見せていく。
○: 本作のストーリーを知らない鑑賞者には、本作で描かれるジェイコブの物語がシリーズ中で最も驚愕の展開となる。
▲: ベラ、エドワード、ジェイコブそれぞれの自分本意な考えに少々苛つきを覚える。
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