面白ぇ~っ!!
ホテルの外壁をつたって抜け出し、要人邸に侵入するシークエンスの説得力はチャック・ノリスの身のこなしにあり。
大抵のアクション映画だと、「スタントすげー!!」(すごそう)みたいに、映画に挑戦している人間のパフォーマンスとフィクションとしての出来事を切り離して捉えざるをえない瞬間が多々あるんだけど(要は、そういう風には見えてないんだけど "がんばりは評価しておきたい" という)こっちはもう当たり前に "自然に" フィクションの一部になってますからね。
ホーチミンの猥雑とした街並み。年季の入った壁。たむろってる人間の顔の生々しさ、痩せこけた体。車はボロッボロッだし、映画が手作りだった時代の醍醐味っすねえ。
かつてのテレ東「木曜洋画劇場」の雰囲気があって大好物です。(『ランボー/怒りの脱出』よりこっちのほうがイイ!!)次から次へとステージを変えていくノンストップアクション。
過大評価しておきます。