◆あらすじ◆
大学に勤めるアンディの妻・トレイシーが腹痛で倒れ、病院に運ばれる。手術を担当する医師で旧友のジェッドから説明を受けたアンディは妻の命を優先して卵巣の摘出に同意する。しかし、それがきっかけでアンディは妻との関係に亀裂が入り、トレイシーはジェッドを訴える。
◆感想◆
ストーリーとしてアンディ、トレイシー、ジェッドの3人の関係に焦点をあてながら、そこに女学生の連続レイプ事件などの副次的な要素を上手く絡めて、ストーリーの真相まで興味を惹く内容になっており、ストーリーが途中で大きく変化することで意外性を持たせていました。
主人公のアンディ(ビル・プルマン)は真面目な学長補佐であり、妻のトレイシー(ニコール・キッドマン)と仲睦まじく暮らしていました。また、医師のジェッド(アレック・ボールドウィン)とは高校の同窓生であり、友好な関係でした。
しかし、トレイシーの手術を機に事態は一変し、険悪な雰囲気にストーリーが包まれ、先の展開が一切読めなくなりました。ここからストーリーが更に二転三転するので、私はすっかり製作者側の罠にハマった気がします。これがとても面白かったです。
ラストもしっかりまとまっていて面白かったです。
なかなか面白かったと思います。見事なストーリー構成の作品でした。
鑑賞日:2023年10月16日
鑑賞方法:CS ザ・シネマ
(録画日:2022年8月8日)