このレビューはネタバレを含みます
映像、音楽は素晴らしかったけど……
平成の青春の雰囲気が懐かしい感じで、わー映像は本当に綺麗だし空気感とか素敵なんだけど……
主人公やヒロイン達、皆陰気。
声優さんの喋り方もなんか暗いというか変にオタクっぽくて、セリフも詩的というよりポエム感があるしキャラも厨二全開で痛々しい。
しかしこれが10代特有のメンヘラさといえばある意味リアルで、観ていると辛くなる
ラストは過去を良い思い出のひとつとして前にすすんでいるヒロインと、過去に執着したまま動けない主人公の対比がなんとも……
主人公の場合、純愛というより執着に思える
初恋の思い出や初恋相手を美化して引き摺り続けているから、大人になってもちゃんと他の人と向き合えずにずっとまともな恋愛ができてない
なんだかそんな性格が無理で、どうも好きになれない映画だった
あとあの雪の日に納屋に古い毛布に包まって〜のくだりは無理がある気がする。
普通にしぬて、てか勝手に開けられる納屋に都合よく毛布あって、ここで一晩過ごそうってなる?