ちびねこ

ホノカアボーイのちびねこのレビュー・感想・評価

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)
4.0
全然 期待していなかったのもあって、スコア高めです。
ふつーに岡田将生目当てで観ました。
20歳の岡田将生、可愛い過ぎる。
大金はたいて側に置いておけるなら絶対にそうしたい!
…いくらかな?笑

序盤のストーリーは「あらすじ」を読んで下さい。
倍賞千恵子とハワイが余りにもしっくり来なくて、実際にコミカルな出で立ちで登場しても慣れるまで少し時間が掛かるかも…です。
ビー(倍賞千恵子)は毎日レオ(岡田将生)にご飯を作るようになり、レオはそれを美味しそうに食べて写真も撮って部屋に貼っています。
そうやってレオとビーは仲良くなっていきます。
ビーもだんだんと可愛く見えてきます。
レオを意識して可愛いワンピースを買ったりします。
そこへ若く美しいマライア(長谷川潤)が現れて、レオはマライアに恋心を抱き始めます。
ビーは密かに嫉妬心を抱くようになるんだけど…
この気持ち、凄く分かる気がしちゃいました。
私にしたらレオは子供のようなもので、おもちゃを渡したら楽しそうに遊んでたのに、他の人から新しいおもちゃを貰ったらそっちばかりで遊ぶようになって、みたいな。
そりゃ、私は嫉妬しますよ~、なんて大人下の無い(笑)
また新しいおもちゃを買ってしまいます(笑)
ビーの場合はどうだったのか、ほんのりとした淡い恋心だったんでしょう。
因みに孫世代だと思いますが…。

ホノカアの日系アメリカ人の老人達はみんな個性的でレオに「年を取ったからってやっちゃいけない事なんか無いんだぜ」って言います。
ビーの事では無いんだけど。
あと、亡くなった老人の霊が現れてレオに助言したりもします。
ビーも幻想を見たり、その辺りがちょっとしたファンタジーかな?
劇中にずっと流れている柔らかな風がとても心地よく、ひとりの青年がひと回りもふた回りも成長していく姿を描く、そんな作品でした。
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