ポケ文太郎

男の敵のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

男の敵(1935年製作の映画)
3.5
1935年 アメリカ🇺🇸

元IRAの一員だった男が金のために、指名手配中のかつての同志を密告した男の一夜の話

1922年のダブリンが舞台のクライム・ドラマ
監督・制作はジョン・フォード

密告して得た賞金は恋人とアメリカへ逃亡資金にするはずだったのに、自分の密告せいでかつての同志は警察に射殺されてしまった事で罪悪感に苛まされる

主人公は大男なのにノミの心臓
動揺ぶりが半端ない
密告者を探しているIRAメンバーに追い詰められていく姿が無様でおもしろい

冒頭にユダが30枚の銀貨を捨てた、という一節が出てくる
そして最後は“赦し”
ベースはやっぱり宗教なんだ

クズ男が主人公の珍しいフィルムノワール
そして本作がフォード監督初のアカデミー賞監督賞受賞作品…
ポケ文太郎

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