ニュージーランド製、近未来バイオレンス！
石油戦争後の荒廃した世界が舞台。そんなヒャッハーな世では元軍人のボスがバトルトラックを駆って弱者なんぞ支配してやるぜーと幅を利かせてる。
ん？そんなのどっかで聞いたって？き・・気のせいでしょう。
主演は「ウォリアーズ」等に出ていたマイケル・ベック。
バリバリのB級アクションだが映像自体は雰囲気が出ていて良いです。
ニュージーランドの大自然をバックに疾走感溢れる場面は実にイイ。
演技もドラマも意外といっちゃ失礼だが、しっかりしている。
それが逆にゲテモノ食いには物足りない平凡さを醸し出しているんだが。
この映画のウリはやはりタイトルにもなってるバトルトラック！
無骨に違法改造された装甲車チックなそいつは凄まじい存在感を出してます。こいつだけは怒りのデスロードにそのまま出てきても違和感ない・・か・・な？俺の気のせいかも知れんが。
序盤からバトルトラックが登場して、そっから出てくるのは悪者面したオッサン。主人公の登場まで結構時間がかかるので、この無法者どもが主役かい？トンデモねぇ映画だなオイ？と勘違いしたわ。
内容はドラマ部分がかったるいので時間の無い方はすっ飛ばしてアクションだけ見るのもアリかも。特にクライマックスのアクションは思っていたよりド派手だった。
主人公ハンターも改造ポンコツ車で敵をぶっ殺して回るわ、バトルトラックはノンストップだわ、爆発もアホかいってくらいで大変。
ここだけなら本家マッドマックスの一作目よりスゴイかも知れない。
これは某T店の発掘良品にて発見。ここのラインナップにはたまーにこんなモノズキしか観ないようなお宝が埋まってる。
でも平均スコアがかなり低いので、普通の感覚の人が観たらガラクタ作品なのかもしれん。ご注意を。
あ！そいやポンコツ車にモロに轢かれてた人がいた。まさかホンマに死人出てへんやろね？
