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情無用の街のkazunのレビュー・感想・評価

情無用の街(1948年製作の映画)
3.8
続発する殺人事件に同じ銃が使われた事を手がかりにFBIが潜入捜査を始めるという当時の事件を映画化したセミ・ドキュメンタリー。

FBI捜査の仕組みを説明する所から始まり、アカデミーから実力のあるコーデルを潜入させる流れに段々面白くなってきます。

証拠を取る為にボスの銃を試し撃ちしてうまく逃げた後、ボスが匂いでその事を悟り、内通者の可能性に気づく所がいいですね。

やはりリチャード・ウィドマークが抜け目がない悪者の役にぴったりで、この人でないとここまで面白くはならないと思えます。
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