shinichiro

吸血鬼ドラキュラのshinichiroのレビュー・感想・評価

吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)
4.1
◎ 日光、ニンニク、十字架に弱いドラキュラ。普段は棺に隠れている。
古典的なドラキュラ作品を見たのは大人になってから見るのは初めてかも。
お城の彫像を背景に1889年5月3日?、、、
ドラキュラ伯爵の正体を探りに単身城に乗り込む話を序盤日記で綴るモノローグ。ドラキュラに襲われたところでバトンタッチ。
シーンごとに暗転する展開が古典味を感じさせます。恐怖を煽る大袈裟な感じの音楽も。
この作品のドラキュラは性的にムラムラした感じがものすごい伝わってくる。主人の妹や妻が次々と襲われていく様。医師から散々忠告を受けたのにも関わらず窓を解放したりする心苦しさ。ハラハラさせられました。
有り合わせの棒で十字架を作り出すところは既視感がありながらも見ていて心を鷲掴みにされたような懐かしさを感じてしまいました。
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