タナカ商店

座頭市血笑旅のタナカ商店のレビュー・感想・評価

座頭市血笑旅(1964年製作の映画)
4.1
座頭市パパになる…


シリーズ第8作。
勘違いで殺されてしまった女性の近くに赤ん坊がいて、市はその子を父親の元へと届ける話。

市が赤ん坊に子守唄を口ずさんで寝かしつけたりと優しい一面が見える。
普段は恐ろしさもある市のこういう姿はホッコリする♪

道中でスリをしている女性と出会い、奇妙な3人旅が始まる。
夫婦だと勘違いされて満更でもないご様子w
市も一瞬だけヤクザ稼業を忘れることができたかもしれない。
しかし、いつまでもそんな穏やかな時間が続くわけでもなく…

可愛い子供を想うからこその切ないラスト…
いつにも増して辛い別れとなりました。
シリーズの中でも物語がとてもいい!


今回は敵も座頭市対策として火責めで倒そうとしています。
市の着物に火がついちゃって大変(゚Д゚;)
勝新も毎回命懸けでやっててスゴイわ…
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