62355cinema5

2010年の62355cinema5のレビュー・感想・評価

2010年(1984年製作の映画)
3.7

久々の視聴。
宇宙は涼しそうでした🌠

再び「ツァラトゥストラはかく語りき」で始まる宇宙のオデッセイ。

2001年、モノリス調査のために木星へ向かい、消息を絶ったディスカバリー号。
そして、2010年、今度は米国人科学者フロイド博士らが、ソ連の宇宙船レオノフ号に乗り込み木星へ向かい、原因を究明することに...
折しも、地球では米ソの緊張が高まり、開戦の危機が迫っていた。

乗組員たちの前に、再び姿を現わす巨大な黒石板「モノリス」...
そして突如、モノリスから放射線される光が、地球🌏へと向けられるが...モノリスの正体とは?
はたして地球にどんな影響を与えるのか?

製作年の1984年、米ソはまだ冷戦の最中。
ソ連が崩壊している現代からすると、冷戦時代を反映したストーリー展開が興味深い。
しかし、地球上のいざこざが、国境のない宇宙まで波及するとは...

当時、大活躍していたR.シャイダーを筆頭に、個性派J.リスゴー、紅一点ヘレン・ミレンが出演。H.ミレンがロシア国籍に見えるから不思議。

三十数年前の作品なので、特撮映像はもの足りないところも...
宇宙船内の計器がやたら蛍光色っぽいのが可笑しかったが、このような作品から、現在のSWシリーズ等が進化してきたことを考えると、逆にありがたく感じました。

どうしても、前作と比べられがちだろうが、これはこれで十分及第点に達している作品だと思います。
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