パン

2010年のパンのレビュー・感想・評価

2010年(1984年製作の映画)
3.6
2001年宇宙の旅の続編。
監督は俺が大好きなピーター・ハイアムズ。
まあこの人は当たり外れが大きい。 
2010年になってもソ連続いてるの予想が完全に外れたな。

そういやヘイウッド・フロイド博士って前作で娘さんいなかったっけ?
この作品では息子になってたけど…
両方いるのかな。

2001年のようなカルト的な神秘性、魅力はなくなってるけどその代わり映画としてスッキリ観やすい作品になっている。 
悪く言えば平凡かな。
だがつまらない作品ではない。

家で普通にイルカ飼ってるの未来っぽくて好き。
でもイルカにとっては狭すぎる気がした。

主人公一行が宇宙旅行してる間に米ソのクルーたちは国籍関係なく仲良しになったのに地球じゃ米ソが戦争に突入してしまうという冷戦時代ならではの皮肉なストーリーだ。

ところどころ前作をリスペクトしてるような構図が散見していた。 
映画のセットクオリティ高い。
だが「そんな終わり方で良いのか?」と思わず一人で呟くようなラストだった…
パン

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