小泉八雲原作小説のうち、「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」をオムニバス形式に映画化した作品。
ワクワクするような豪華キャストにセット…多額の予算をかけて製作され、世界的に高く評価されている本作であるが、製作費に見合う興行収入が得られず、製作会社の倒産の一因となってしまったらしい…。
そんな本作ですが、内容は日本の古い怪談ということで真新しさはなく、そこまで魅力的に映らなかった(外国の方には新鮮な内容に見受けられたのかも知れません。)のですが、豪華キャスト陣の演技や演出の美しさには目を引くものがありました。
特に「雪女」の仲代達矢と岸惠子の美男美女感は眼福ものでした。