たまたまテレビつけたら、今やよく見かける面々がたくさん映ってたので、なんとなく最後観てしまったんだけど…
ひたすら生徒追いかけて空っぽな目でバンバン撃ちまくるハスミンのサイコパスぶり、ゾクゾクするよりもあまりにしつこくて、「過ぎたるは何ちゃら」という言葉が頭に浮かびました…
三池監督らしいバイオレンスといえばそうなんだけどね。
殺戮シーンでも、ひたすら数ばかり多くて、ひとつひとつがただ叫ぶ以外は薄いので、ちょっと単調に感じる。
このホラー苦手が平然と観られるくらいにはこう、なんというか、全てにおいてオモチャ感とマンガ感があるといいますか。
同じサイコパス系でも、デスノートなどは、ストーリー作りもキャラの作り込みも俄然引きがあるので、今作は残念ながらちょっと半端で引き込まれず、決して成功とは言い難い。
(原作は知りません…)
でも、女性陣は二階堂ふみに松岡茉優、岸井ゆきの、伊藤沙莉…男性陣は浅香航大に林遣都、染谷将太…などなど、今となってはかなりの演技派の卵詰め合わせという辺り、金の卵を見抜く目はあるんだなと妙なところで感心しました。笑
むしろそっちの楽しみのために観る方が面白い、かも。