キイチ

プラダを着た悪魔のキイチのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

「オシャレすぎる映画」でした。
ただそれだけというか、それにステータスを振っただけというか…
男だからか、感受性の不足のせいかは分かりません。

序盤のアンドレアが皆に受け入れられないシーンは観ててしんどかったです。多くの人にとっては何でもないところだと思います。

車内でミランダと対峙するシーンも疑問が残ります。
「あなたは私に似ている」─ミランダにようやく受け入れられたと捉えましたが、最後はかなり無理矢理の退職…

飛ぶ鳥跡を濁しまくったというのに、エミリーやミランダはアンドレアについて、見えないところで微笑みます…なぜ許せたんだろう、そこまでの功績を残した気はしません。

「もう共通点がない」とフラれたネイトとも、最終的には良い関係に戻ります。でもそれだけの理由が見当たりません…

僕の抱えた疑問を補うのが想像力で、映画の楽しみであるとも思うのですが、どうしてもモヤっとした気持ちだけが残りました。
キイチ

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