タケナミ

プラダを着た悪魔のタケナミのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
ファッションに興味のないアンディ(アンハサウェイ)が超一流ファッション誌「ランウェイ」の編集部に採用され、超厳しい編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして奮闘する話。

お仕事頑張る系の話はみていて気分があがる!
同じアンハサウェイが主要人物なこともあり、「マイ・インターン」を思い出した。
Wikipediaで調べたら配給も製作陣も違うようなので、関係はないみたいですが。
お仕事頑張る系映画には他に
「恋とニュースのつくり方」
「アイフィール・プリティ!」
「キューティーブロンド」
なんかがあるみたいなので近々見てみたいと思いました。

仕事にのめりこみすぎて私生活が崩れる描写は、「花束みたいな恋をした」を思い出した。
アメリカって「休日に仕事の電話がかかってきても携帯の電源切る」ってイメージがあったから、アンディみたいにプライベートの時間返上で働く描写もあることにびっくり(そりゃフィクションだからというのもあるでしょうけどね)。

アン・ハサウェイの造形が美しすぎて序盤のアンディもダサい女性には見えず、心の中でツッコんだ。
全然太ってないし。あれで太っていたら世の中の女性ほぼ肥満でしょう…(私含め)。
たしかに、髪型はボサボサで美容院いってない感すごかったけどね。

そして個人的には映画のなかでダサいといわれているようなファッションが好きなので、酷評されまくっていて少しガクンときた。
とはいえ、アンディのファッションが垢抜けていく展開にはワクワクだったし、垢抜けたアンディを見たら序盤のファッションは確かにダサかったな、と思うのだけど。

ミランダがかっこよくて素敵だった〜。
最後にアンディと目が合っても表情を変えないところとか、デレない感じがよかった。

エンドロールでメリル・ストリープの名前が一番上にでてきて、アン・ハサウェイが主演なのになんだか違和感。
あと、エンドロールのキャストの後ろの方に「AS HERSELF」「AS HIMSELF」があり気になって調べたら、ファッションモデルのハイディ・クルム、ブリジッド・ホール、ファッションデザイナーヴァレンティノ・ガラヴァーニらがカメオ出演しているそうです。
タケナミ

タケナミ