lemmon

ボストン物語のlemmonのレビュー・感想・評価

ボストン物語(1947年製作の映画)
3.6
激シブなコールマン。
ボストンをこよなく愛し、固定概念に縛られるも、息子と娘の結婚・恋愛を通じて徐々に紐解かれていく男を演じる。

話の最中に抜き足差し足忍び足でメイドの去られるコールマン🤣。
ボストン臭(古臭く気取った意味だろう)と陰口たたかれるコールマン😂。

紳士でいつもカッコ良いコールマンのイメージを崩しきれなかったのが本作の惜しいところだが、ヒトは受け入れ変わっていける生き物。
ジジイになればなるほど難しいが、本作の主人公がクライマックスに取る行動は、読めるし、分かりきったところではあるが清々しかった。

先鋭的な街ニューヨークからすると、高貴と揶揄されるボストン。この対比をはじめ、各登場人物たちの年齢層からくる考えの違いやら、いろんな状況はあれど、いつの時代も似た議論はあるもんだなあと😁。不朽のストーリー設定なのかも。

なかなかでした!
lemmon

lemmon