「元気な時に観よう」と思いつつ避けていた作品。
噂通り相当キツいストーリーだが、冗長なシーンが多過ぎてめちゃくちゃダルい。
特に最後（最初？）のイチャイチャシーンが長すぎる。
ギャスパー・ノエ独特の長回しを多用した演出なんだろうが、問題のレイプシーンよりもここの方が観ていて疲れる…。
（なぜ妊娠検査薬の結果が出るまで観客が一緒に待っていないといけないのだ？）
「後悔先に立たず」とか、「急がば回れ」、「短気は損気」というわかりやすいメッセージを強烈な手法で叩きつけてくる。
時系列を逆にする事により時間の不可逆性に抗えない恐ろしさが強調されていて、これぞ「映画のマジック」と思わせる。
暗くてカメラが動きまくるので何をしてるのかよく分からんシーンが多いが、生々しくて臨場感のある作風はさすが。
何気ない会話の中にその後に起こる不幸を暗示するセリフがあったりと、「運命」というものについても触れているのかな。
それよりも…。
パリピどもがクスリをキメて踊り狂ってたり、地下鉄の中でセックスに纏わる哲学（？）を大声でベラベラ喋ってたりと、「フランス人ってアホなの？」という描写が多くて唖然とした。
（そういえば『climax』もアホどものオンパレードだったっけ）
大体あんな乳首丸わかりの格好した女1人があんなやべー地下道通ったらアカンて。
レイプは絶対に許されない最低最悪の犯罪行為なのは勿論だが、調子こいていい気になってたらダメだよね。
そういえば今（2023年7月時点）フランスって不法移民が暴れまくってメチャメチャになってるよな。
大統領もアホだし、ホント大丈夫かよこの国？
