お金で買えるものと、買えないもの。どっちが大事だろう。
確かにショーウィンドウは魅力的だ。マネキンたちが纏う、可愛い服やバッグ、靴。カードが承認され、それらが自分のものになった瞬間、世界はきらきら輝く。でもその輝きは一瞬で、すぐにまた新しいものが欲しくなる。いくら買い物をしても、本当の意味で自分の心を満たすことはできない。
でも、家族は?親友は?恋人は?
カードみたいに”拒否”なんかしない。嬉しい時、悲しい時、いつも側にいてくれる。心を満たしてくれる。
レベッカのパパが「何より大事なのはお前とママだ」と言って、一世一代の夢だったキャンピングカーを売り払おうとした時、ハッとしました。
服なんて、お気に入りのものが少しあれば十分!お金で買えないもの、大事にしよう。
とってもいい映画でした。