たむたむ

ミミのたむたむのレビュー・感想・評価

ミミ(1996年製作の映画)
3.5
フォロイーさんから紹介いただいたので、早速鑑賞。

ギャスパー・ノエ監督の公私に渡るパートナーである、ルシール・アザリロヴィックが初の監督・製作・脚本・編集を務めた作品。

童話『赤ずきんちゃん』をベースに、叔母の恋人である中年男性から性的な目で見られるようになった、少女ミミの恐れと悲哀を寓話的タッチで綴る。

アニエスb. が製作協力として資金提供した作品だそうで、ジャケ写に見られる印象の通り、イエローを主体とした色使いも特徴と言えそう。

口や耳・目などのアップを多用した独特のカメラワークや、全体に漂う何とも言えないアンニュイな雰囲気は、どこかシュールで妙にクセになる作風でした。かなり内容は奇抜ですけどw

オバチャンとオジチャンの濃厚ファッ◯を目撃しちゃった翌朝、「良く眠れた?」と聞いてくるオバチャン(苦笑)てっきり熟女好きなのかと思いきや、ゾーンが広い叔母の恋人(笑)

ミミちゃんが12歳とは思えないほど色っぽい!
美しいブロンドヘアに、桃のような肌と程よい肉感の唇。まるでスカヨハを幼くしたような感じなので、確かに手を出したくなるのも頷けなくはない。

ノエ監督のような暴力的ともいえる映像の激しさは無いので、ノエラーじゃない人でも安心ですよ♡
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