DVD整理で発掘、再視聴。
列車ものアクションを挙げろと言われたら、文句なくベスト３の一つに入る作品。
往年の名優、バート・ランカスターが渋い！！
仲間を殺されて復讐の執念に燃える男が、ナチス相手に徹底抗戦を試みる。
敗戦色が濃厚になったナチスドイツ軍。
彼らは、占領し所蔵するフランスの名画を、列車で本国に輸送する計画を立てていた。
これに対して、美術館長ヴィラールの依頼を受けて、操車係長のラビッシュは一連のサボタージュ作戦を展開し始める。
ゴーギャン、ルノワール、ゴッホ、マネ、ピカソ...自分が見たこともない絵画のために命を賭ける男たち。
そして、絵画の流出を防ぐために彼らがとった作戦はとても大胆なものでした。
さらに特筆すべきは、ミニチュアではなく実車🚂を使った撮影！
鉄道ファンにはたまりません。
もちろん、爆撃シーンあり💣、脱線シーンありの大サービスです。
CGのない時代に、これだけのシーンを見せていたとは...驚きです。
また、戦闘機もスピットファイアを始めとする本物の空軍機が登場し、戦闘シーンにさらなる迫力が！
はたして、レジスタンス軍は名画をどのようにして奪還するのか？
ラストシーン...こんなに犠牲を払ってまで守った芸術にどんな価値があるのか？と問いかけるようなカットと去りゆくラビッシュの後ろ姿が、何とも虚しい。
