肉鹿

サイレントヒルの肉鹿のレビュー・感想・評価

サイレントヒル(2006年製作の映画)
3.0
娘の夢遊病に悩まされている夫婦。捕まえるたび口にする「サイレントヒル」の言葉。それは炭鉱火災によってゴーストタウンと化した失われた街の名前だった———人気ホラーゲームの映画化。

世界観の説明をずっとしてたらそのまま盛り上がることなく終わってしまった感じ。

まるで死の灰が舞っているような鬱々としたサイレントヒルの街並みは、寂しさの中に美しさを感じられて魅力的なんだけどストーリーは説明不足でずっと置いてけぼりにされるから次第に飽きてくる、、
原作ゲームをプレイしたことある人向けかも🤔

でも眠気に負けそうになるとクリーチャーが騒ぎ出すから最後まで見れてよかった。
特に邪悪な看護師の大群と邪悪な三角定規みたいな人が出てくるシーンが好き!
どっちも動きが緩慢なのが物語のスロー展開にも合ってて、世界観を壊してなかったと思う。

同じホラーゲーム原作の「バイオハザード」シリーズと比べるとエンタメ性はまったくないけど、無理して真似しようとして中途半端になるよりは全然いいと思った。
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