ユナマリア

暁の脱走のユナマリアのレビュー・感想・評価

暁の脱走(1950年製作の映画)
4.0
谷口千吉、黒澤明コンビによる戦時下の脱走もの。

早坂文雄の重量感ある音楽や、ついつい応援したくなる内容が良い。

軍人の三上と弔問団の夏美は、偶然出会う。

トラックに乗っていたふたりは、仲間と共に敵襲に会った結果、夏美を含む女性達は、軍人の宿場でお手伝いをする事になる。

副官の成田は、強引に夏美を口説こうとするのだが、三上が助ける。

これをきっかけに夏美は三上に恋をするが…

中国軍の捕虜になってからの展開がハラハラして面白かった。

考えが異なる三上と夏美が、同じ方向に向かっていく姿にカタルシスを感じた。

しかし若山セツ子が可愛らしかった。
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