くずみ

暁の脱走のくずみのレビュー・感想・評価

暁の脱走(1950年製作の映画)
3.5
明日にも死ぬなら悔いなくと、やたら積極的な山口淑子。彼女のせいで良ちゃんがピンチに陥っているような。

軍隊生活で失った人間性の回復がテーマと思うが、言い寄られる池部良の彼女への気持ちが今一つつかめない。困ってるの?嬉しいの?流されてるの? 決意を見せてからラストまでは息詰まる展開。

小沢栄太郎史上キングオブサイテーの役ではこの上官。実際に兵士だった役者も多いはず。終戦はたった五年前。
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