コーカサス

タバコ・ロードのコーカサスのレビュー・感想・評価

タバコ・ロード(1941年製作の映画)
3.0
戦後、貧しいアメリカを描いている理由から輸入されず、製作以来47年の時を経て1988年に初公開されたアースキン・コードウェル原作の舞台劇の映画化。
ジョン・フォード=西部劇のイメージがあるが、一方で『怒りの葡萄』や『わが谷は緑なりき』そして本作と、“貧しき一家”をテーマにした作品も多々ある。
とにかく終始賑やかな登場人物に圧倒された。
働かない老農夫のジーター、頭の弱い長男デュード、自称伝道師ベッシー、婿のラブらの不平不満の応酬。
若き日のジーン・ティアニーの美しさだけは分かる。…が、肝心の物語。
ユーモアなのか?シリアスなのか?
理解するには暫し時間がかかりそう。

80 2019