このレビューはネタバレを含みます
認知症の妻アリーに向けて夫ノアが語る、若かりし頃の夫婦の恋物語。
お金持ちのお嬢様のアリーと田舎の材木屋のノアの身分差恋愛。
アリーの両親の反対や、別の上流階級の男性からのアプローチなどの障壁に負けない純愛。
ライアン・ゴズリング演じるノアが健気で素敵で、ずっと見ていたいほどかっこよくて、「終わらないで」と思いながら鑑賞。
老夫婦が結ばれることは最初から分かりきっているけど、それでも上流階級のロンが現れるとちょっとハラハラ嫉妬した。
恋愛モノをおもしろくするために恋敵は必須だね。
ひと目惚れきっかけのひと夏の恋愛から生涯をかけて愛し通せるまでの愛情に発展するなんてことある?
嫌いで別れたわけではなかったから、会えない期間が長いほど思いが募りに募ったのかしら。
アリーの母、同じような過去があったことを明かして、ノアからの手紙も全部とっておいてくれて、結局はイイやつみたいな感じになっているけど、2人がここまで大変な思いをしたのはあなたのせいだからな!という気持ち。まあ、これだけのドラマが生まれたのはアリーの母のおかげに他ならないのですが。
悲しいかな、恋愛映画で泣ける性格ではないので感動はしなかったけど、いろんな障壁のある恋で展開がおもしろいので見ていて飽きない映画だった。ライアン・ゴズリングかっこいいし。