『テルマ&ルイーズ』(1991)
原題:Thelma & Louise
ある週末、主婦テルマとウェイトレスのルイーズはドライブ旅行に出かけるが、途中で立ち寄った店の駐車場でテルマが男にレイプされそうになり、助けに入ったルイーズが護身用の拳銃で男を撃ち殺してしまう。ルイーズには、かつてレイプ被害を受けたトラウマがあった。警察に指名手配された2人は、さまざまなトラブルに見舞われながらメキシコへ向かって車を走らせるうちに、自分らしく生きることに目覚めていく。(映画.comより引用)
NHKのあさいちで紹介されており、気になったので鑑賞。(filmarksは更新されていませんが、アマプラでもみれますよ!)
音楽はハンスジマー。ハンスジマーの中でかなり初期の作品。この年代の作品は冒頭の音楽からでなんとなく良作かわかるし、作曲家の腕の見せ所。
ブラッドピットが若くて新鮮。リバー・ランズ・スルー・イットよりも前ですし、やんちゃな若者な時代も良い味出しています。
作中で物語を大きく動かす射殺のきっかけは、当時も現在も悪いもののとされていたかと思いますが、途中のトラックのおっさん(爆破された)の女性蔑視の発言は当時はまだまだ普通だったのではないでしょうか、
性加害とまでいくと自分と無関係だと思っていた人が、あの発言をする人が登場したことで、「お前も同類やぞ」と名指ししているところに誠実さを感じました。
ラストはあれがいいですね笑
2024-126