カント

ポネットのカントのレビュー・感想・評価

ポネット(1996年製作の映画)
4.8
La泣ける映画!
ハンカチ2枚必要。
ポネットちゃん(4歳)のママが交通事故で死んじゃった。
ポネットちゃんは「死」が、どう言うものか分からない。

ポネットも左腕骨折。
パパがギプスにワンワンの絵を書いてくれたよ。大事なカントリー人形のヨヨットを棺に入れるのヤダ。

その夜に、ママとヨヨットと遊んだよ。いとこのマチアスもデルフィーヌも信じてくれない。
優しくしてくれないの。

デルフィーヌのママがイエス様の復活の話しをしてくれた。ポネットもママの復活を信じて待つよ。

デルフィーヌが「死んだ人が生き返る、おまじない」をマチアスに教えてたの。
ママを探しにヨヨットと家出するポネット。デルフィーヌの、おまじないを何度も唱えたけど…ママ来ないの?

幼稚園で“神の子”アダと仲良くなったよ。
死んだ人とは話せないけど、神様がママに頼んでくれるかも。でも、それは神様が決める事なんだって。
アダは、ポネットちゃんが神の子になれるか、テストしてくれる。
「灼熱の熔岩の上を歩く」ごっこ!

幼稚園のオレリー先生が「神様の部屋」に案内してくれた。
ママ…
全能の神様!
ママに会わせて!!

日本で一番、印象的な4歳の子役は、となりのトトロのメイちゃん。
その、メイちゃんの演技を遥かに凌いで!ポネットちゃんの「死への疑問」の複雑な表情。
そして絶妙なタイミングで「ママ」と呟き涙を落とす。もうポネットちゃん、いじらしくて…涙なしでは見てられない。

神様って、民衆の前に、たまに出現してて有名な所では、ルルドとかファティマに出没してますね。

吹き替えの川田妙子さんが抑揚の有る声で、これまた名演。字幕より吹き替えをオススメします。
2015-8-15
カント

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